行政文書管理アカデミーは,インターネット利用の遠隔教育メディア科目と集中授業の手法により,現職の自治体職員が勤務外あるいは休日の時間を使って所定の学習を1年間で修了する仕組みです。受講後,口頭試問で行政文書管理の専門的能力の修得が確認されれば,行政文書管理アカデミーとADMiCによる修了証書と「行政文書管理士」の称号が授与されます。
1年間108時間の完成研修で専門職員へ
平成24年度の開設科目は,実務中心に特別に開発した12科目合計108時間の研修コースです。その内訳は講義科目が春学期4科目,秋学期4科目,冬学期2科目,8月に行う集中授業による演習が2科目です。平成24年度もこの科目構成に変化はありません。
講義科目は毎週2科目3時間の授業時間で,専用サイトから教材をダウンロードしてパソコン上で行います。実務の知識とそれを裏付ける理論で構成されます。
夏の演習は合計18時間で,実務を熟知した講師が対面授業で実習を行います。
講師との質疑応答や受講者同士を交えた討論などは,バーチャル談話室などの形式で開講します。受講者はこの形式により,インターネット利用の遠隔教育と集中実習で個別指導を受け,日常業務と並行して行政文書管理の専門的知識と実務を修得することができます。
アカデミーだけで体験できる実習科目とは
夏期集中講義には,いくつかの実習科目があり,教員との受講生との直接の質疑応答を交えての講義があります。この中で,例年好評な科目が「階層分類と水平分類の実践」です。受講生は,4~5人のグループに別れ,実際の文書を使って簿冊からフォルダに分類し,キャビネットに収納します。この分類の根拠を全員に説明し,他のグループに理解させます。この後,この分類により30秒以内での他者検索が可能かどうか,他のグループの人に文書を取り出してもらいます。AKFの理論と技法に基づけば,この他者検索が可能であることを実感していただけます。

