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ISO30302(実務指針)の改訂作業進行中 

文書管理の国際標準規格であるISO30300シリーズは,2011年に制定されたが,旧来のISO15489に比べて,より戦略的であり,トップマネジメントレベルでの対応に重点が置かれているが,実務的とは言い難い点もあった。

そこで,日本は英国とともに文書管理を改善するための実務指針の必要性を訴え,2015年に制定したのが,ISO30302 Information and documentation-- Management systems for records--Guidelines for implementationである。

制定後5年を経過したので,ISO/TC46/SC11/WG8にて改訂作業に入っており,既に17回の会議を重ねてきた(次回は1月19日の予定)。既報のとおり,本規格のWorking Draft原案は廣田理事長が策定した経緯もあり,各国からの質問に直接答える形で改訂に貢献している。